What's 12.5oz DENIM ?

こんにちは。imprestore EC担当です。

先日公開した「What's 6.5oz DENIM ?」に続き、今回もimprestoreのオリジナル素材である、12.5ozのデニムについてお話していこうと思います。

一般的なリーバイスなどのデニムは13.5ozなのですがimprestoreのオリジナルデニムは12.5ozです。

imprestore デザイナー市川が年齢を重ねるにつれてリーバイスのデニムを重いと感じるようになり、もう少し軽いものを作りたかったそう。

これがきっかけで見た目と手触りをキープしつつ、軽い着心地のデニムを作り上げました。

12.5ozのブルーデニムは当時市川が履いていたLevi’sの501 66の表情を再現する為に、インディゴ100%染料でロープ染を12回の繰り返した糸を、旧織機で編み立てています。

低速の旧織機と染色により60年代の深みのあるデニムの表情と風合いを再現しています。

現代の織機は大量生産や均一に編むことを前提としているため、どうしても60年代のデニムの表情を再現することは難しいからです。

12.5ozのデニムを使っている商品はいくつもあるのですが、一つの型でも色によって使用している生地が違う商品があります。

まずimprestoreを語るうえでは欠かすことのできないDoc (FRISCO PANTS)でもう少しわかりやすく説明していきたいとます。

Docは「smoke blue」「special-wash-dark」「special-wash-light」「one-wash」 「black」「white」の6色からなっています。この中で12.5ozのデニムを使用しているのは「black」「white」以外の4色、つまりブルーデニムです。

Doc | 12.5oz DENIM FRISCO PANTS ¥19,800 (tax in)

ここまでしっかりと色が出ているインディゴは一見重くみえますが、12.5ozのデニムなので軽く快適な履き心地です。

もともとフリスコパンツはアメリカ西部のワークウェアメーカーが開発したもので、L型のポケット、腰帯をなくし脱着しやすいスナップボタンに極太のシルエットといったディティールは現代でも変わっていません。

L型のポケットは作業工程が少なくすみ、腰帯をなくすことでパーツ数も減り、腰帯がなくウエストサイズが決まっていないので、ベルトで絞ればある程度の体型はカバーできるようになりサイズ展開を広げる必要がなくなります。

当時フリスコパンツが誕生した背景には、このようにとにかくコストを削減し均一性を持たせ生産効率を上げるといったものがありました。

しかし、当時安価で量産されていたものをオリジナルの12.5ozのデニムで旧織機で手間をかけて作り上げるのがimprestoreの面白いところです。

ラフなアメリカ人に憧れた真面目な日本人の市川が一つ一つ指示を出しこだわりを詰め込んで作り上げています。

当時のオリジナルではデニムのフリスコパンツは作っていなかったようなので、ここも新鮮さがありますね。

ブルーデニム以外のカラーもかなりこだわりの詰まったものになっておりますので、詳しくは商品ページから見ていただけると嬉しいです!

「special-wash-dark」「one-wash」「white」の3色は同じ素材でデニムショーツも作っておりますのでこちらも是非!

Einstein | 12.5oz DENIM FRISCO SHORTS ¥15,400 (tax in)

 

次はDocとセットアップとして着用していただけるデニムジャケットを紹介いたします。

デザイナー市川がLevi’sのヴィンテージの2ndを愛用していたのですが、当時はジャストサイズで着ていたそうです。本当は肩がもう少し落ちたものがいいがサイズを上げると袖がとても長くなってしまい理想の形にならなず、しっくりくるサイズ感のモノがないということからこちらが生まれました。

Marty | 12.5oz DENIM JACKET ¥24,200 (tax in)

ほどよいオーバーサイズで男性女性ともに着用していただけるサイズ感です。重厚感のある見た目とは裏腹にサイズ感、着やすさともに抜群です。

2XLの身幅で、着丈と袖丈がMサイズ というかなりバランスの取れた今の気分なサイズ感に仕上がっています。

次は少し珍しい、ブルーデニムのフルZIPパーカーです。

形やタグなどは服好きの皆様なら見覚えがあるかもしれません。

ハイストリートの流れに乗っかって今回は本家に思い切り寄せたタグをオリジナルで作成しました。胸元の企業ロゴ風の刺繍も主張が強過ぎるでもなく弱過ぎるでもない絶妙な存在感ですよね。こちらもオリジナルで作りました。

TALON調ZIPPERやコノ字止めなど、VINTAGEのディティールもぬかりなく詰め込んだ愛着のわく一着です。経年変化も楽しめそうですね。

Morticia | Denim Full Zip Hooded parka ¥24,200 (tax in)

 

次はライトオンスデニムでも好評だったカバーオールの紹介です。

GEORGE | DENIM COVERALL ¥29,700 (tax in)

チンストラップや懐中時計用のポケットのディティールは1920年代の91-Jから。月桂樹柄ボタンや簡素化されたダブルステッチなど第2次世界大戦時のディティール(俗にいう大戦モデル)も取り入れつつ、複数のVINTAGEのカバーオールから各パーツ毎に格好良いディティールを抽出して作り上げた懐かしいのに新しい今気分のカバーオールです!

身幅と肩幅は大きく取り、現代風なシルエットにアップデートしています。

大きめの作りですが、どんな体系の型が着ても格好良く決まり、カバーオール特有の重さとごわつきも解消されています!

 

最後はGEORGEとセットアップで着ていただけるペインターパンツです。

BIFF | DENIM PAINTER PANTS ¥19,800 (tax in)

imprestoreオリジナルのペインターパンツ。初めに紹介させていただいたDocより更に極太でインディゴの濃さも相まって迫力のある一着になりました。

私もペインターパンツをたまに履くのですが、一般的な太さでは物足りなくなってしまいつも自分のサイズから3~4インチあげたかなり大きいサイズを買います。

全体的なシルエット、特に裾幅なんかは理想的になるのですが問題はウエストです、、、10cmくらい余っているものなんかもありタックインしないにしても不便なんんです。

BIFFは3サイズ展開でウエストが80/83/87㎝なのに対して、裾幅が28/29/30cmと理想的なバランスで作られています。

太めのパンツが好きな方には是非一度履いていただきたいです!

 

12.5ozのブルーデニムを使ったアイテムは流行り廃りがなく、長い間着用していただけるものが多いのではないかと思います。経年変化も楽しめるので購入して履いておまりではなくそのあとも楽しんでいただきたいです。

そのうちimprestore デザイナー市川が履きこんだデニムと新品を比較してみた!なんてブログも面白そうじゃないですか?(相談してみます。)

最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も定期的に更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

imprestore EC担当